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Fate/stay night辞典 さ行

【さ】41件

【サーヴァント】 さーゔぁんと
人類の守護者として「英霊の座」から召喚される英霊。
その英霊を聖杯によって掠め取ってきた存在。

予め決められた七つの役割(クラス)を器として用意し、
英霊を現世に繋ぎ止める寄り代としてマスターを
利用し呼び出される最高純度の魂。

分類的には使い魔であるが、
そのポテンシャルは使い魔の域を遥かに超し、
たとえ魔法使いであっも彼らを従えさせる事はできない。
本来人間に使役できる存在ではないが、召喚されるときに強制的に
命令権を背負わされている為、例外的に契約する事ができるのである。

マスターを寄り代とし、マスターから魔力を得て現界する。
その為、単独で存在し続けるのは非常に困難。
何故か自然から魔力を供給する事は不可。
魔力が尽きると例外なく消滅する。

任意で霊体になることも可能。
こうする事によりマスターの負担を減らし、
また魔力が薄い無機物をすり抜ける事も可能とする。

霊体のままならば現実のどんな干渉を受け付けない無敵の状態。
が、霊体のままだと彼らの現実への干渉力が落ちてしまう為、
戦闘時は実体化して行うのが定石である。

肉体はエーテルで形成されている。
出血多量等による死は彼らには存在せず、
心臓か首にダメージを負った場合にのみ死に至る。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/18




【サー・ベディヴィエール】 さー・べでぃゔぃえーる
アーサー王の円卓の騎士が一人。

サー・ケイと並ぶアーサー王の重臣。
召し使い頭や酒杯持ち(司厨長)とされているものの、
戦場においてもアーサー王に常に付き従う騎士であるので、
実質的には彼の役割は王直属の護衛騎士といったところか。

モードレッドとの戦いの後もアーサー王に従った最後の騎士。
聖剣:エクスカリバーを湖に返却せよと王の命を受けたが、
聖剣を手放せば王が二度と帰ってこなくなると直感し、
二度ほど命に背いて聖剣を捨てたと嘘をつく。
三度目にとうとう聖剣を湖に捨てた。

王の最期を看取った唯一の人物。
その際に、「誇るがいい。お前は王の命を果たしたのだ」
とかアーサー王に言われたとか何とか。何か泣けてきたんですけど。

アーサー王よりも古い歴史を持ちながら
アーサー王に従う三人の最古参の騎士の一人。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/18




【三枝 由紀香】 さえぐさ ゆきか
陸上部仲良し三人組の一人。

遠坂凛の同じクラス・2年A組に所属する女生徒。
何故か遠坂凛に憧れている。

陸上部のマネージャーを務める彼女は、
三人組のマスコット的存在で、うさぎタイプの人物。
そのほにゃっとした笑顔は周囲の心を癒し、保護欲を掻き立てる。

年の離れた弟がいっぱいいる。
そのためか三人組の仲で一番料理が巧い。
あれだ、お母さんの味とかそういう温かいやつだ。
本当は陸上部ではなく料理同好会に入りたかったらしいのだが、
蒔寺によって無理矢理陸上部のマネージャーにさせられた。合掌。

ちなみに、極度の運動オンチである。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/18




【佐々木 小次郎】 ささき こじろう
名前こそ残っているが、その実在が怪しまれる稀代の剣士。
三尺余の長刀・物干竿を操る美剣士である。

出生は永禄の頃、慶長十年〜十七年に名をあげたとされるがその真偽は定かではない。佐々木小次郎を記す書物はそのどれもが年代に矛盾をはらみ、最大の好敵手である宮本武蔵が記した「五輪書」にはその名前すら記されていないからだ。

記録によれば小次郎は越前国の出身で富田流宗家に師事、長い太刀を好んで使い、師の実弟を打ち倒した後、自ら“厳流”を名乗ったという。
その後、武芸者として諸国を回り、周防国の錦川で飛ぶ燕さえ落とす秘剣・燕返しを編み出したとされている。
その後、諸国の武芸者たちを震え上がらせた末、仕官した藩への体面を保つ為、船島(のちの巌流島)にて宮本武蔵と試合、その命を散らす。その長刀故、鞘を持ったまま打ち合う事ができず、武蔵を前にして鞘を投げ捨てるのだが、その様を見た武蔵が一言「小次郎破れたり」はあまりにも有名だろう。

確かな記録を持つ日本屈指の剣豪・宮本武蔵。
その好敵手として知られる美剣士・佐々木小次郎だが、その実像は水面の月のように不確かである。“それらしい人物”はいたとされるが、現在に伝わっている佐々木小次郎像は、人々が捏造した架空の大剣豪と言わざるをえない。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/18




妄想心音ザバーニーヤ ざばーにーや
真アサシンの宝具。呪いの右腕。
ランク:C

悪性の精霊・シャイターンの腕であり、人間を呪い殺す事に長けている。
そんなことより常人の三倍はあろうかっていう腕の長さに私は驚きなんですが。

エーテル塊を用いて、
鏡に映した殺害対象の反響存在から本物と影響しあう二重存在を作成する。
殺害対象と共鳴したその偽者を潰すことで、本物には指一本触れずに
殺害対象を呪い殺す。ってそれこと「暗殺」において最強なんじゃ。

強力な物理防御を無効にし、心臓を潰す暗殺術。
どれほど強固な鎧をつけていようと、
妄想心音の前では意味をなさない。

妄想心音に対抗するにはCON(耐久)の高さではなく、
二重存在を作成させない能力MGI(魔力)の高さが重要となる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/19




【仕切り直し:C(ランサー)】 しきりなおし:C(らんさー)
戦闘から離脱する能力。

また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン
(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/19




【自己改造:C(真アサシン)】 じこかいぞう:B(しんあさしん)
自身の肉体に、
まったく別の肉体を付属・融合させる適正。

このランクが上がればあがるほど正純の英霊から遠ざかっていく。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/19




【守護者】 しゅごしゃ
“抑止の守護者”の略称。

→項目【抑止の守護者(カウンターガーディアン)】を参照

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/19




【食事】 しょくじ
本編の中でやたら力の入った描写をされているもの。

セイバーおよび藤ねえの好物。
こっそりおにぎりを作っているあたり桜も好きそう。
凛は前者三人と比べて関心はないのか朝食は食べない主義。

必要以上にセイバーに与えてはいけないらしい。
理由は、下手にレベルを上げてしまうと、それ以後は
わずかなグレードダウンでも不満そうに見つめてくるからとのこと。

ちなみに、士郎にとって台所は己の領地(テリトリー)だとか。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/20




【触媒】 しょくばい
サーヴァント召喚アイテム。

召喚する英霊に縁のある品であり、
これを以て儀式を行うと目当ての
サーヴァントを召喚できる。

セイバーはコーンウォールより発掘したエクスカリバーの鞘、
バーサーカーは彼の神話の神殿の礎である岩の剣、
ランサーはルーン石のピアスが触媒である。
アヴェンジャーことアンリ・マユは
「古い教典、異国の伝承」とイリヤが説明しておりました。
ちなみにセイバー・バーサーカー・アヴェンジャーの三人の
触媒は全てアインツベルンが用意してきた代物。ご苦労様です。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/20




【私立穂群原学園】 しりつほむらはらがくえん
冬木市の学校。
四階建て、屋上への立ち入り可。
理事長の優遇により馬鹿デカい弓道場あり。

ここに衛宮士郎、遠坂凛、間桐桜、間桐慎二、
柳洞一成、三枝由紀香、氷室鐘、蒔寺楓が通っている。
また、藤村大河、葛木宗一郎がここで教員を勤めている。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/20




【真アサシン】 しんあさしん
間桐臓硯のサーヴァント。
戦闘能力は決して高くないが、淡々と敵を殺すその様はまさに暗殺者。
髑髏の仮面の下は髑髏らしい。ていうかあの仮面はひょうきん過ぎかと。
性別:男性
身長・体重:215cm 62kg
属性:秩序・悪
気配遮断:A+
筋力:B 魔力:C 耐久:C 幸運:E 敏捷:A 宝具:C

正体はハサン・サッバーハ。

白い髑髏仮面に黒いローブ、というステレオタイプ。
能力はいまいちなのだが、宝具のおかげか使い勝手がいい。
外見によらず忠義に厚い性格で、主は絶対に裏切らないらしい。

アサシン(佐々木小次郎)の肉体を利用して聖杯戦争に現界するものの、
最初は知性が乏しく奇声を上げたりカタコトでしか喋れなかった。
後にランサーの心臓を食らう事で飛躍的にパワーアップ。
以後はランサーの人格に影響を受ける。

ちなみに使用した投擲短剣・ダークに愛着があるのか、
戦闘後はきちんと拾って帰ってるとか。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/20




【心眼(偽):A(アサシン)】 しんがん(ぎ):A(あさしん)
視覚妨害による補正への耐性。

第六感、虫の報せとも言われる、
天性の才能による危険予知である。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/21




【心眼(偽):B(バーサーカー)】 しんがん(ぎ):B(ばーさーかー)
直感・第六感による危険回避。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/21




【心眼(真):B(アーチャー)】 しんがん(しん):B(あーちゃー)
修行・鍛錬によって培った洞察力。

窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

逆転の可能性が1%でもあるのなら、
その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/21




【神性:A(バーサーカー)】 しんせい:A(ばーさーかー)
神霊適正を持つかどうか。
高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

主神ゼウスの息子であり、死後神に迎えられた
ヘラクレスの神霊適正は最高ランクと言えるだろう。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/21




【神性:B(A+)(ギルガメッシュ)】 しんせい:B(A+)(ぎるがめっしゅ)
最大の神霊適正を持つのだが、
ギルガメッシュ本人が神を嫌っているのでランクダウンしている。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/21




【神性:B(ランサー)】 しんせい:B(らんさー)
神霊適正を持つかどうか。

高いほどより物質的な神霊と混血とされる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/21




【神性:E-(ライダー)】 しんせい:E-(らいだー)
神霊適正を持つが、ほとんど退化してしまっている。

英霊自身の魔物、魔獣としてのランクが上がる度に減少していく。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/22




【陣地形成:A(キャスター)】 じんちけいせい:A(きゃすたー)
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/22




【新都】 しんと
冬木市の町の一つ。

士郎のバイト先。
数年前に大きな駅が作られてから
急速に発展し高層ビルの群生地帯となった。

10年前の大火災が起きた場所。
大火災の結果、住宅地はほぼ焼失しており、
人が住まない空いた土地にビルは建てられている。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/22




【新都の公園】 しんとのこうえん
新都の中心にある広い公園。

第四回冬木市聖杯戦争の決戦地。
士郎が昔住んでいた場所。
ここで大火災が起きた。

発生した大火災により焼け野原となった
この場所をそのまま公園にしたとか。
だが人気は少ないようだ。

大火災により死んだ者たちの怨念に満ち満ちたところ。
アーチャー曰く、その在り様は固有結界に近いらしい。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/22




【聖骸布】 せいがいふ
聖人の亡骸を包んだ布。

桜ルートにて、アーチャーの左腕を移植された士郎に巻いたものは
「マルティーンの聖骸布」と呼ばれるものの一部であり、
言峰が教会時代に隠し持っていた代物。
その効果は“魔力殺し”である。

アーチャーの服装を象徴する赤い外套も
聖人の聖骸布で作られている。
外敵に対する守りではなく
外界に対する守りであり、
一級品の概念武装なのである。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/22




【聖堂教会】 せいどうきょうかい
“普遍的”な意味を持つ一大宗教の裏側的組織。

神の教義に反する存在を認めない彼らは、
それらを“異端”と評して存在しないものとして扱うが、
中にはそれらを熱狂的に排斥しようという者たちがいた。
その『異端狩り』が特化し、巨大化した組織を聖堂教会と呼ぶ。

各教会が保有する騎士団、
卓越した戦闘者である代行者、
聖堂教会本部が隠し持つ埋葬機関、
これら三つの部門を以て全ての異端を消し去り、
人の手に余る神秘を管理する為だけに彼らは機能する。
言峰は聖遺物の管理・回収を任務とする第八秘蹟会の代行者。

当然、魔術を隠匿し発展させようとする魔術協会とは折り合いが悪い。
が、彼らにとって最大の敵は『吸血種』と呼ばれる怪物たちであり、
魔術協会とは時として協力し合うこともあるとかなんとか。

聖者の宿敵・魔術協会とは表面上は不可侵を保っているが、
水面下では記録には残さない事を前提に現在も殺し合いを続けている。

聖堂教会は人間の範疇から外れた者たちの最大の敵として君臨している。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/23




【セイバー(1)】 せいばー(1)
剣士の英霊。
冬木市聖杯戦争において呼び出される七騎のサーヴァントのクラスの一つ。
全サーヴァント中最強と謳われれ、過去の聖杯戦争も最後まで勝ち残った。

剣を扱うことを最も得意とする騎士であり、
魔力を除いた能力値が水準以上でなければ該当しないサーヴァントタイプ。
接近戦主体であるため、聖杯よりクラス別能力として高い対魔力を持つ。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/23




【セイバー(2)】 せいばー(2)
本編の正ヒロイン。
衛宮士郎と契約し、聖杯戦争を戦い抜いていく少女騎士。
実直かつとことん真面目で、一皮剥けば少女らしさが露見する。
ちなみに、食事と可愛いものが好き。特にライオンがこの上なく大好き。
性別:女性
身長・体重:154cm 42kg
属性:秩序・善
対魔力:A 騎乗:B
筋力:B 魔力:B 耐久:C 幸運:B 敏捷:C 宝具:C

正体はアーサー王ことアルトリア。

聖杯を手に入れるために契約し、英霊となる。
が、彼女の願いは「死ぬ前に聖杯を手に入れること」であり、
最後の戦い・つまり「死ぬ前」までその願いが果たされなかった。
そのため、時間に止まった状態になり、英霊に成りきれずに召喚され、
召喚後死ぬ直前の元の時代に戻る、というループ状態に陥っている。
聖杯入手に成功するか、セイバーが契約を破棄するまでこのループは続く。
また、英霊に成りきれていないため、英霊と違い霊体化することができない。

父王ウーサー・ペントラゴンと魔術師マーリンにより、竜の因子を持つ。
魔術回路を必要とせず、ただ血液を巡らせ呼吸するだけで魔力を
生成する彼女は、まさに「魔術炉心」と言える規定外の存在。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/23




【セイバーの鎧】 せいばーのよろい
セイバーが戦闘時に装備している鎧のこと。

セイバーの魔力で編まれた代物であり、
非戦闘時は魔力の消費を抑える為装備していない。
因みにこの鎧を急に装着すると着ていた服が破れます。

対魔力Aの防御力を有するとんでもない武装。
この守りを突破できるのは魔法か神域に達した幻想種のみ。
“騎英の手綱”や“エア”などの規格外な存在でないと無理です。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/23




【聖杯(1)】 せいはい(1)
神の血を受けたとされる聖なる杯。
手に入れた者のあらゆる願いを叶えるという願望機。

言峰曰く、本当の聖杯は古来より伝わる魔法の釜が原型らしい。
理想郷。ギリシア語で“たどり着けない場所”という意味を持つ
そこには、願いを叶える“万能の釜”があるとされていた。

そういえば、冬木市の聖杯も“外”へ出るためのものだった。
彼らの理想郷は“外”であるのだから、これも因果か。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/23




【聖杯(2)】 せいはい(2)
アインツベルン・遠坂・マキリの家によって造り出された聖杯。
本物同様、手に入れた者の願いを叶えることができる。

実はこの願望機としての機能は付属的なもので、
本来は“外”に出る為の門を開くシステムである。
システムその物を司るものを「大聖杯」、
大聖杯の炉心として機能するものを「聖杯」という。

サーヴァント・つまり英霊は地上で敗れた後、
元の形である「力の一端」となって時間軸から消滅する。
それを押し留め、儀式のための燃料として一時的に蓄えて、
“外”に出る儀式の際に大聖杯の炉心となるのが冬木の聖杯である。

今回はホムンクルスがその心臓を聖杯として使われたが、
器として使える物ならば、別に聖杯はお鍋でも何でも構わないらしい。
お鍋型の聖杯ではそれもそれを奪い合う人々もすごく格好悪いと思うのだが。

ちなみに、聖杯を管理すると主張する協会側はこの冬木市の聖杯を
「極東の地に観測された第七百二十六聖杯」と呼んでいるらしい。

→項目【大聖杯】を参照

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/24




【聖杯戦争(1)】 せいはいせんそう(1)
広義には聖杯と思われる何かが発見された際、
それが本物であるか否かを確認する為に
手に入れようとする競争行為全てを指す。

例えば、それが聖杯とされているモノが
出品された競売であってもそれは聖杯戦争とされるのである。

が、過去「聖杯戦争」と呼ばれた競争行為は数あれど、
それを教会が本物であると認めたケースは未だ存在していない。
故に冬木の聖杯は、「極東の地に観測された第七百二十六聖杯」なのである。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/24




【聖杯戦争(2)】 せいはいせんそう(2)
→項目【冬木の聖杯戦争】を参照

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/24




【征服王イスカンダル】 せいふくおういすかんだる
第四回冬木市聖杯戦争におけるセイバーのライバル。

英雄王ギルガメッシュと拮抗する宝具を所有するも、
セイバーとの戦いで弱った後、ギルガメッシュとの
連戦により敗北した哀れなお方。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/24




【石化の魔眼】 せきかのまがん
キュベレイ。

宝石のノウブルカラーであり、ライダーの眼。
視界に入れたモノ全てを石化させる。

石化の魔術でさえ使用は極めて困難であるのに、
視線だけでその奇跡を成し得る規格外もいいとこな能力。
現代にて、この魔眼を持つ存在はライダーただ一人だけである。
神の呪いであり、神代の魔獣・精霊しか持ち得なかったヒトならざる瞳。

対象の魔力によって効果が減少する。
C以下は無条件で石化、Bでは条件次第で石化、
Aならば石化しないが全能力がワンランク低下する。

邪眼でもあり、ライダー自身でも完璧なコントロールは不可能。

士郎曰く、ライダーの魔眼は
「灰色の眼。水晶細工とも取れるソレは、眼球というには異質すぎた。
 光を宿さない角膜。四角く外界を繋ぐ瞳孔。
 虹彩は凝固し、眼を閉ざす事を許さず。視覚情報を伝える
 網膜の細胞は、億にいたるその悉くがエーテルで出来ている」らしい。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/24




【セラ】 せら
イリヤ付きのメイドその1。

イリヤの教育係担当。
用件のみ告げるテキパキとした口調。
礼節や行儀など厳しく冷たい雰囲気漂うメイド。

もともとは聖杯の失敗作で、廃棄されるところを
イリヤの世話係として延命されているホムンクルス。

相方に運を吸い取られてそうなどとコメントが。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/25




【戦闘続行:A(バーサーカー)】 せんとうぞっこう:A(ばーさーかー)
生還能力。

瀕死の傷でも戦闘を可能とし、
決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/25




【戦闘続行:A(ランサー)】 せんとうぞっこう:A(らんさー)
往生際が悪い。

瀕死の傷でも戦闘を可能とし、
決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/25




【千里眼:C(アーチャー)】 せんりがん:C(あーちゃー)
視力の良さ。

遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
さらに高いランクでは、透視・未来視さえ可能とする。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/25




【洗礼詠唱】 せんれいえいしょう
キリエ・エレイソン。

神と聖人以外に奇蹟の使用を許さない
聖堂教会において、唯一習得を許された魔術。

主の教えにより迷える魂を昇華し、
彼らの還るべき『座』に送る簡易儀式。
要するに魂を成仏させる魔術なのである。

物理的な干渉力は微弱だが、
霊体に対する干渉力は絶大である。

魔術というのはその魔術理論の基盤を世界に刻みつけ
そのルールとシステムに則って魔術を起動させる。
故に小さな基盤ではまっとうの機能しない。
その中において、最も広い“基盤”を持つ
魔術理論が、教会による神の教え“聖言”である。


「私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない」
「打ち砕かれよ。
 敗れた者、老いた者を私が招く。私に委ね、私に学び、私に従え。
 休息を。唄を忘れず、祈りを忘れず、私を忘れず、私は軽く、あらゆる重みを忘れさせる」
「装うなかれ。
 許しには報復を、信頼には裏切りを、希望には絶望を、光あるものには闇を、生あるものには暗い死を」
「休息は私の手に。貴方の罪に油を注ぎ印を記そう。
 永遠の命は、死の中でこそ与えられる。
 ――――許しはここに。受肉した私が誓う」
「――――“この魂に憐れみをキリエ・エレイソン”」

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/26




【宗和の心得:B(アサシン)】 そうわのこころえ:B(あさしん)
同じ相手に同じ技を何度使用しても
命中精度が下がらない特殊な技能。

攻撃が見切られなくなる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/26




【属性・1】 ぞくせい・1
火属性とか風属性とかそういうのではなくて、
サーヴァントがそれぞれ重んじる方針と性格の事。
「秩序」「混沌」「中立」と「善」「悪」「中庸」の組み合わせ。

性格の不一致はそう問題ならないが、
重んじる方針がアレな場合、軋轢は大きくなるらしい。
セイバー(秩序・善)とギルガメッシュ(混沌・悪)はそのいい例。

セイバー :秩序・善
ランサー :秩序・中庸
アーチャー :中立・中庸
ライダー :混沌・善
キャスター :中立・悪
バーサーカー :混沌・狂
アサシン :中立・悪
真アサシン :秩序・悪
ギルガメッシュ :混沌・悪
黒化セイバー :秩序・悪

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/26




【属性・2】 ぞくせい・2
こっちは上記の属性と違って、
本当に火属性・水属性とかいったもの。

魔術師の属性を表し、大抵は
「火」「水」「地」「風」「空」の
五大元素のいずれか。
凛は「五大元素」の属性、
桜は「架空元素」という属性だったが、
間桐の養子となった結果「水」の属性になった。

この五大元素の他にも当然属性は存在する。
士郎の属性である「剣」がこれに当たる。
こういった特殊な属性を持つ魔術師は
普通の魔術師では到達し得ない域に辿り着く傾向が高い。
士郎唯一の魔術である禁呪・固有結界がまさにそれだろう。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/26











Fate/stay night辞典 さ行