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Fate/stay night辞典 あ行

【あ】32件

【アーサー】 あーさー
→項目【アルトリア】を参照

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 02/28




【アーチャー(1)】 あーちゃー(1)
弓兵の英霊。
冬木市聖杯戦争において呼び出される七騎のサーヴァントのクラスの一つ。

離れたところから敵を討つことに長けた英雄。
故に基本能力は低く、セイバー等正純の英霊には勝ち得ない。
何故か作中のアーチャーは「弓兵」なはずなのに、弓を使う場面が少ない。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 02/28




【アーチャー(2)】 あーちゃー(2)
遠坂凛のサーヴァント。
戦場に台所に頼れる男。家事が得意。主夫長。
皮肉屋で徹底した現実主義かつどこか子供っぽい性格。
性別:男性
身長・体重:187cm 78kg
属性:中立・中庸
対魔力:D 単独行動:B
筋力:D 魔力:B 耐久:C 幸運:E 敏捷:C 宝具:??

正体はエミヤ。

エミヤであった頃、世界と契約し、守護者となる。
衛宮士郎が目指したものは「正義の味方」であり、
より強い力となって人々を守れるなら本望と思ったが所以。

だが、守護者は誰かを救うことなどできない。
カウンターガーディアンたる彼らが現れるのは事後、
地獄と化した世界のそれ以上の被害拡大を防ぐためだけである。
人間が自ら生み出したエゴを討ち滅ぼすだけに彼らは召喚される。
結局、彼は最後には、自分が信じた理想にまで裏切られたのだ。

人々を救えると信じて英霊になったのに、
絶望だけを繰り返し見せられて狂った錬鉄の英霊。
彼は、此度の冬木氏聖杯戦争において、過去の自分である
衛宮士郎を己の手で殺害し、英雄の座から消えようと画策する。

「―――体は剣で出来ている」
彼の生き様を表すのに、これ以上の言葉はないだろう。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 02/28




【アーチャー(3)】 あーちゃー(3)
→項目【ギルガメッシュ(1)】を参照

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/01




【アインツベルン】 あいんつべるん
冬木市聖杯戦争を作り上げた御三家が一。
冬木市の聖杯を考案した一族。

魔術特性は力の流動、転移。
遠坂家同様あまり戦闘には向かない特性である。
聖杯戦争においては器である聖杯を作る役割を負う。

雪に閉ざされた山間の城に住み、聖杯を求めている。
その結果、器のみではあるが聖杯を錬鉄することだけは成功。
分家は持たず、他の魔術師との交流も持たずに歴史を重ねた数少ない家系。
一千年もの間、集団の意思を劣化させず一度も道を誤らなかった怪物達。
その思想は既に魔の領域さえ突破している。

過ちを五百年繰り返した後に、自分達では聖杯は成らないと
受け入れるのに三百年を要した…って時間かかりすぎだろそれ。
その後、協力者を得た結果として聖杯を手に入れる手段を確立する。
が、同時に自らを他の魔術師同様聖杯戦争の参加者として貶める事となる。

元は第三魔法を有する家系であったが、現在は既に失われている。
聖杯はそれを再び手に入れ、ひいては“外”に出る為に作られた。
そして、それは現在も達成しきれていない。

アインツベルン製のホムンクルスは、
失敗作とされたモノですら凡百の魔術師よりも強く
戦闘用は単純に膂力だけならサーヴァントをも上回ると言う。

結局のところ謎まみれであり、
やる事なす事裏目に出る悲しい人々。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/01




【アインツベルンの森】 あいんつべるんのもり
冬木市郊外に広がる森。

というより、未開拓の山々。
深山町からタクシーで一時間ほどの距離。
イリヤの根城、アインツベルン城はこの森の中心にある。

中は巨大な結界となっており、
気配と魔力を遮断できない限り、
容易く侵入がイリヤに気づかれてしまう。

とにかく広いので、大暴れするにはもってこいな場所。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/01




全て遠き理想郷アヴァロン あゔぁろん
セイバーの宝具。エクスカリバーの鞘の能力。
ランク:EX

聖剣の鞘はアインツベルンによってコーンウォールにて発掘され、
これを媒介にセイバーを召喚、時代を超えて持ち主の手に返された。

アーサー王伝説において聖剣の真の能力は、
この鞘による“不死の力”とされている。
所有者の傷を癒し、老化を停滞させる能力があるが、
実際は個人を対象とした“移動要塞”と呼べるもの。

鞘を展開し、自身を妖精卿に置くことであらゆる物理干渉をシャットアウトする。
魔法の一つである平行世界からの干渉でさえ防ぎきるデタラメな代物。

これに加えてエクスカリバーも所持していた生前のセイバーって、
最強というか反則もいいところな人だったんですね。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/01




【アヴェンジャー】 あゔぇんじゃー
悪であり反英雄でありながら人々を救った不純の英霊。

アンリ・マユのクラスがこれである。
冬木市聖杯戦争において呼び出されるサーヴァントのクラスは
決められているなのだが、アインツベルンが違反して喚び出した。

が、召喚された英霊は世界を恨んだ以外はただの人間であり、
聖杯戦争も初期に敗退し、大聖杯に取り込まれる。
その結果、聖杯は汚染されてしまったのだ。

彼が取り込まれたことにより、
これ以降正式には英霊と呼べないような
モノまでサーヴァントとして召喚されるようになる。

第三魔法:魂の物質化を能力として持つ。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/01




【蒼崎】 あおざき
日本屈指の『霊地』を管理する魔術師の一族。
本編でもちらりと登場する名称。

魔術師にとって厄介事の代名詞。
古い家系ではあるが名門というわけではなく、
何代か前の蒼崎家の当主が開いた『道』により、
彼の当主は高い確率で魔術師たちの羨望『魔法使い』を継承する。

今代の後継者は姉妹の二人が候補となり、
後継者争いの末、妹が『魔法使い』の座を手にした。
後継者から外れた姉はロンドンへ渡り、
『封印指定』を受けるほどの一角の人物になるも
水に合わないとの理由でさっさと脱退してしまったらしい。
現在は姉は行方をくらまし、妹は気ままに全国行脚の最中であるとか。
妹は壊す事にしか能が無いが、姉の方は何かと芸達者な人らしい。
姉が最も得意とするのは人形や使い魔の分野である。

ちなみに、姉の名は橙子、妹の名は青子という。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/01




【アサシン(1)】 あさしん(1)
暗殺者の英霊。
冬木市聖杯戦争において呼び出される七騎のサーヴァントのクラスの一つ。

身体能力は他のサーヴァントに比べて低いのだが、
他のサーヴァントにはない隠密や不意打ちに特化した能力を持つ。
元来、アサシンのクラスに選ばれるのは常にある英霊のみなのだが…。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/02




【アサシン(2)】 あさしん(2)
キャスターのサーヴァント。
キャスターがルール違反をして召喚された。
厳密には英霊ではなく亡霊に属するものである。
性別:男性
身長・体重:176cm 63kg
属性:中立・悪
気配遮断:D
筋力:C 魔力:E 耐久:E 幸運:A 敏捷:A+ 宝具:??

正体は佐々木小次郎。

柳洞寺に至る山門を守る侍。
過去、柳洞寺に縁のあった武芸者と思われる。

もとより仕官の可能性がなかった為、我欲がない。
そして特に他にする事がなかったからという理由だけで
ただ剣の境地に立つという願いだけを日々の糧とし修行し続け、
その果てにサーヴァントの宝具が備える神秘と互角の剣技を得るに至った。
純粋な剣技のみで言えば、今回の冬木市聖杯戦争中最強の存在なのである。

どこまでもサムライっぽい人物。
美を理解し慈しむその姿はまさに清流。
セイバーに倒された後、セイバーを己の血で汚さぬよう
ぐっと吐血をこらえる彼を粋と言わずして何と言うべきか。

キャスターが柳洞寺を触媒にして召喚したので、
アサシンは山門を離れる事は出来ない。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/02




【アサシン(3)】 あさしん(3)
→項目【真アサシン】を参照

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/02




【アゾット剣】 あぞっとけん
凛が秘蔵している魔術礼装。

切り合う為の道具ではなく、所有者の魔力を増幅させ、
魔術礼装を補助・強化させる魔杖である。

魔術協会においてポピュラーな礼装であり、
成人の儀に師や両親に送られる記念品でもある。
凛のアゾット剣は十年前に、言峰が気紛れにプレゼントした。

オリジナルは近代錬金術の
基礎を築いた男が愛用していた短剣とされる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/02




【アルトリア】 あるとりあ
“かつて存在し、未来に復活する王”とまで謳われる、
イングランドの伝説的英雄・アーサー王。

騎士の代名詞として知れ渡る英雄だが、伝説だけではなく実在したとされる。
実際のアーサー王は「Dux Bellorum」(戦いの王)と呼ばれ、イングランド北部(ゴドディン)の十二王を率いてピクト人、スコット人等の他民族の侵入を防いだ名将である。実際の名将・アーサー王の素性は諸説様々で、王に該当する人物は二人いたという見解もある。一人は、生粋のイングランド人であるアーサー、もう一人はローマ人であるアルトリウス。この二人の活躍が混同し脚色され一つの物語となったものが現代に伝わるアーサー王伝説である、というものだ。

アーサー王の伝説はあまりにも有名である。
稀代の魔術師マーリンによって用意された“この剣を抜いた者はイングランドの王である”と姪を打たれた剣を引き抜き、イングランドの王として認められたアーサー王は、彼の下に集った円卓の騎士たちと共に多くの物語を繰り広げる。

アーサーはブリテン王であるウーサー・ペンドラゴンと、その家臣であるコーンウォール公爵の妻・碧の瞳のイグレーヌとの間に出来た子供である。
ウーサー王は、魔術師マーリンの助けによってイグレーヌへの恋を実らせた代価としてふたりの間に生まれた赤子をマーリンに預ける事になる。
「王家の危機から逃し、偉大なる運命を背負った子供として正しく導きましょう」
アーサーはマーリンによりウーサーの忠実な騎士サー・エクトルに預けられ、選定の剣を抜くその時まで彼の養子として育てられる。
アーサーが剣を抜き、王となってからの波乱に満ちた戦いの日々は中世の騎士道をあらわす一大絵巻となる。偉大な騎士王として白都カメロットに君臨し、幾多の名騎士を従えイングランドを救ったアーサー王の活躍は、まさに英雄として申し分のないものといえよう。

アーサー王の持つあまりにも有名な聖剣エクスカリバーは選定の剣のことではなく、それを失った後マーリンの導きによって湖の妖精から授けられた妖精郷の宝剣のことである。湖の妖精の姫・ヴィヴィアンは聖剣エクスカリバーを授けた以後アーサー王の守護者となる。アーサー王の終生の敵であった妖姫モルガンはアーサー王の守護者ヴィヴィアンと対極の存在だが、モルガン自身も王を守護する湖の妖精の一人なのである。
アーサー王は円卓の騎士たちに“聖杯”の探索を命じる。
この聖杯探索はアーサー王伝説における円卓の騎士たちの物語にて中核をなすエピソードだが、使命を受けたのは三名の騎士だけであり、またアーサー王自信は旅には出なかった。三名の騎士のうち、完全なる騎士ラーンスロットは不貞の穢れで聖杯には至らず、その息子ギャラハットは聖杯を手にするもその無欲な精神から聖杯を手放してしまう。

伝説の最後は、アーサー王の死で閉じられる。
アーサーは父を異にする姉・妖姫モルガンに幾たびも命を狙われてきた。
そうして、彼女の策略によって生まれた騎士モードレットとの確執の果てに、その伝説を閉じるのである。
アーサー王の転落は最も信頼する騎士ラーンスロットが、アーサー王の妻であるギネヴィアとの不貞を恥じ失踪したことから始まる。信頼できる騎士を失い、聖剣の鞘を失い、遠征の途中で自国さえ失ったアーサー王はカムランの地にて最後の戦いを迎える。聖剣エクスカリバーはアーサー王の死の間際にサー・ベディヴィエールに預けられ、湖の婦人へ返される。アーサー王の遺体は湖の婦人たちによって英雄たちが眠る土地・アヴァロンに運ばれる。
アーサー王はイングランド存亡の危機の折には、アヴァロンでの眠りから目覚め、祖国を救うと伝えられている。

アーサーはブリテンの民を象徴する赤い竜を背負い、自身も竜の属性を持つ。
神秘・超越の具現体である竜の因子を持つため、強力な魔力特性を持つ。
反面、竜退治の背景を持つ英雄たちとは相性が悪い。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/02




この世、全ての悪アンリマユ あんりまゆ
聖杯の中身。
拝火教の悪神。

全人類の悪意の総意であり、
現世に黒い影のような姿をして現れ、
その影をもって人間を飲み込み喰らう。
こと「殺害」という分野においてこれを超えるものはいない。

遠い昔、ある小さな村が
「どうやったらこの世界が善になれるか」を考えた。
人間が何をどうしようとも、世界に悪は存在してしまう。
ならば、善になるにはどうしたらいいだろうかと考えた。

そして彼らは、「たった一人が悪であれば、全ての悪が彼であれば、
彼ではない我々は善である」という結論を下した。

そうして、彼らは平凡な、ごく普通の青年を生贄とし、
彼の身体にこの世全ての呪いをかけ、彼を悪と定めて迫害した。
村人の思惑によりこの世全ての悪と烙印を押された彼は、世界を恨んだ。
世界を恨んだ彼は、「アンリマユ」の名の通りに悪となった。
ゆえに、彼は畏怖され、侮蔑され、同時に人々を救ったのである。

これが、反英雄(アヴェンジャー)の誕生である。

そして、第三回冬木市聖杯戦争においてアインツベルンに召喚され、
悪を担った以外はただの人間であった彼は敗北し、
大聖杯へと送り込まれた。

たとえ彼に自我がなくとも、彼は他者の願いを受けていた。
そのたった一つの穢れが混入した瞬間、無の力たる大聖杯は汚染された。
大聖杯の力と一体化したアンリマユは、ついに本物の悪神となったのである。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/02




無限の剣製アンリミテッドブレイドワークス あんりみてっどぶれいどわーくす
アーチャーの宝具。
士郎の固有結界。

固有結界とは、術者の心象世界で現実を塗り潰す魔術の奥義で、
彼らの固有結界が具現化する世界は境界線として炎が走る
担い手の存在にしない剣の墓標が並んだ赤い荒野。
ちなみにアーチャーの方のみ空中に巨大な歯車が存在する。

視認した武器を複製する。
ただし、複製した武器はランクが一つ下がる。
防具も可能だが、その場合は通常投影の
二倍〜三倍の魔力を必要としなければならない。

武器を一から十までイメージして再現を可能とする。
よって彼らの投影魔術は、従来の投影魔術のように
「既存のモノに投影を重ねて補強する」という行為が不可能。

亜空間から武器を取り出すギルガメッシュに対して、
結界内に最初から武器が存在する無限の剣製は
彼よりも一歩早い攻撃が可能。

士郎は凜からの魔力提供があって初めて、固有結界を使用できる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/03




【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン】 いりやすふぃーる・ふぉん・あいんつべるん
冬木市聖杯戦争を作り上げた御三家が一、アインツベルン。
バーサーカーのマスター。

衛宮切嗣とイリヤの母親との間に作られた最新型のホムンクルス。
大聖杯作成時の当主ユスティーツァの記録を中に持つ。
ホムンクルスであるため、寿命と成長に欠陥がある。

此度の冬木市聖杯戦争にて、マスターと聖杯二つの役割を受けて参戦。
彼女の心臓が今回の聖杯として機能しているのである。

Fateにおけるロリ担当。
その性格は残虐にて無邪気にてブルマ。
妹属性でありながらお姉さんって卑怯すぎやしないだろうか。
藤ねえをして「もしかして本物の悪魔」と言わしめた冬の妖精娘。

士郎に令呪で命令したことが「一緒に買い物したい」だったり
絶望にくじけた士郎に優しく手を差し伸べ、再び立ち上がらせてくれたり
自らを犠牲にして大聖杯を閉じたりと、もう切なくて仕方がないんですが。
それって騙されているんでしょうかどうなんですか悪魔っ子。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/03




風王結界インビシブル・エア いんびしぶる・えあ
セイバーの宝具。不可視の剣。
ランク:C

敵に武器の間合いを把握させないという、
シンプルではあるが白兵戦において絶大な効果を発揮する。
強力な魔術によって守護された宝具で、剣自体が透明というわけではない。
風を纏い光の屈折率を変化させ、元から有る剣の形状を不可視にしている。

真空状態という程ではないが、
刀身に渦巻いた風は凶器そのもので、斬撃の破壊力も増大する。
圧縮した風を開放した瞬間のみ、真空状態を作り上げる事ができる。

相手が『視覚妨害による補正への耐性』を持っている場合、
これの命中補正の効果を発揮せず、剣はただ風を纏うだけとなる。
佐々木小次郎は己の眼と戦闘技術だけで剣の形状を見破ってしまった。

刀身を透明にするという長所の他に、圧縮した風を開放し、
一度限りの飛び道具として放つことも可能。
その場合のダメージは限定数値。

セイバーの主武装だが、本質は聖剣を隠す鞘でしかない。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/03




【ヴァジュラ】 ゔぁじゅら
古代インド神話における、雷神インドラの神格象徴の一つ。

インドラは元々アーリア人からインドに伝わった現象で、
ヴァジュラは正式にはヴァジャヤと呼ばれる。
が、時代が仏教に移り変わったおり、
帝釈天に名を変えた彼の神格象徴も名を変える事になった。

一度限りの射出宝具で、ダメージはB+に相当する。

所有者の魔力とは関係なくダメージ数値を出すお手軽兵装。
また、ヴァジュラとは仏教の神々が持つ金剛杵の意。

本編ではギルガメッシュの宝具として登場。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/03




【エア】 えあ
乖離剣。

神代、エア神がこの剣をもって天地を切り裂き
世界を創ったとされている神聖なる覇王剣。

なのだが、どこをどう見ても剣には見えず、
まるでドリルか槍か円盤か何かを連想させる。
きのこさん曰く「海底トンネル作成時に使用される
岩盤削岩機にモデルにしている」って、それ剣じゃないし。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/04




【詠唱】 えいしょう
魔術を起動させる為の動作。
詠唱と銘打ってはいるが、
それはよくある呪文に限らず
言葉以外の様々な動作も含んでいる。

・一工程
・一小節
・瞬間契約

の三つに分類され、下に行くほど魔術が強大化していく。
魔力を通すだけで魔術を起動させるものを一工程(シングルアクション)、
ある一つの事柄を自身の中で固定化する一小節、
十以上の小節を以て簡易的な儀式と為す瞬間契約(テンカウント)
の三つが確認されている。

凛のガンド撃ちやライダーが持つ魔眼は一工程に属し、
士郎、アーチャーの詠唱は五小節以上のほぼ瞬間契約レベルの長詠唱。

キャスターの詠唱は一工程よりも速い一小節の詠唱。
かつ威力は五小節以上の魔術に相当する常軌を逸した性能っぷり。
彼女の呪文自体が“神言”である為、現代の詠唱の括りにはとらわれない。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/04




【英霊】 えいれい
生前偉大な功績をあげ、死後においてもなお
信仰の対象となった英雄がなるモノ。

“人間を守る”力としては最高位であり、
その存在の分類は亡霊というよりも精霊に近い。
精霊は人々のイメージという筐を以て具現化する“力”であるが、
英霊はその中身でさえ人々のイメージ・理想で編まれている。

宝具という最高位の幻想武器を持つ。
故に格上の精霊すら打倒しえる。

英霊の中には伝説上のもの、実在したもの、
観測されなかったものなど様々なタイプがある。
死亡・または伝説となった時点で既に「完成」している為、
それ以上の成長はありえないとかなんとか。

彼らの本体が在る「英霊の座」は時間軸から外されており、
こちら側で活動する際には分身を作り触覚とする。
通常それらは用が済んだらそのまま消滅する。
分身が活動しているとき、分身は
大本に分身の記憶を本のような状態にして送っているらしい。
これを読むことによって英霊はあらゆる時代に適応できるとか。

英霊は信仰が薄いと、“抑止の守護者”という分類に含まれ、
意志のない“抑止力”という名の殲滅兵器として使われることになる。
本編にて登場する英霊の中で守護者として機能しているのはアーチャーのみ。
他の英霊は神性が高かったり、人間側ではなく世界側の存在となっている為、
守護者の枠組みに取り込まれずにすんでいる。

そのアーチャー曰く、英霊というものは自らの意志で召喚に応じるのではなく、
他者によって一方的に呼び出されるにすぎないらしい。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/04




【エーテル】 えーてる
世界を構成している四大元素。
それに続く第五架空要素。

錬金術の基盤となる存在であり、
物質の基本形態で、これに熱・冷・湿・乾のうち
二つの属性が加わることにより四大元素のいずれかになる。

サーヴァントの肉体はこれを材料として構成されている。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/04




約束されし勝利の剣エクスカリバー えくすかりばー
セイバーの宝具。極光の剣。
ランク:A++

士郎曰く、ただ思いだけで鍛え上げられた結晶であるが故に
空想の身でありながら最強の座に在る、とかなんとか。
人造による武器ではなく、星に鍛えられた神造兵装。
故に美しいのではなく、ただひたすらに尊い。

聖剣というカテゴリーでは頂点に立つ宝具。

所有者の魔力を光に変換し、収束・加速させる事により
運動量を増大させ、神霊レベルの魔術行使を可能とする。
第三者から見ると巨大な光の帯に見えるが、
実際は光の先端にのみ攻撃判定があり、
光によって形成された“断層”が通過する
全ての対象を切断する“究極の斬撃”である。

その桁外れに膨大な魔力は先端以外にも熱を持たせ、
結果として地上を薙ぎ払う光の波にも捉えられる。
指向性のエネルギー兵器と言えるだろう。

黒化したセイバーが持つ
約束されし勝利の剣は同じように黒色となっている。
湖の妖精にヴィヴィアンとモリガンが並存するように、
この魔力変換増幅器・聖剣も善悪両方の属性を持つようだ。

佐々木小次郎の見立てによると、刀身三尺余、幅四寸…らしい。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/04




天地乖離す、開闢の星エヌマ・エリシュ えぬま・えりしゅ
ギルガメッシュの宝具。乖離剣・エアによる空間切断。
ランク:EX

圧縮され鬩ぎ合う風圧の断層は、
擬似的な時空断層となって敵対する全てを粉砕する。
厳密に言うと、エヌマ・エリシュはエアの最大出力の名称であり宝具ではない。

対粛清ACか、同レベルのダメージによる相殺でなければ防げない攻撃数値。
STRかける20ダメージだが、ランダムでMGIの数値もSTRに+される。

最大ダメージ4000というデタラメもいいところな数値。
が、宝物庫にある宝具のバックアップによってはさらに
ダメージ数は跳ね上がる。って、これ以上あがるのかコレが!?

セイバーのエクスカリバーと同等か、
それ以上の出力を持つ“世界を切り裂いた”剣である。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/05




【エミヤ】 えみや
奇跡の交換条件として、
衛宮士郎が英雄化されたもの。

世界との契約により、
絶対に救えない人間を百人ほど救った代償として
死後を英霊の座に預けて抑止の守護者に加わった。

固有結界を何のペナルティもなく使いこなし、
数多の武装を具現化させる錬鉄の英霊。

他、詳細不明。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/05




【衛宮 切嗣】 えみや きりつぐ
主人公・衛宮士郎の養父。
士郎の生き方を決定付けた人物。

第四回冬木市聖杯戦争に参加。
アインツベルンに雇われて最後まで勝ち残るも
聖杯の中身を見て聖杯を破壊する。セイバーのマスター。

武器は銃器を好んで使い、固有時制御という特殊な魔法を習得。
魔術師・マスターとしての能力的にはノーマル平均的だが、
「敵対する魔術師を殺す」事に関しては折紙付き。
正義の味方である事を貫く為、あえて手段を選ばず
凄まじい悪役っぷりを演じていた反英雄的な人。

聖杯戦争後、言峰より受けたアンリ・マユの呪いにより死亡。
士郎に「俺があんたの後を継ぐ」と言われ、他界する。
その死に顔は眠ったように安らかだった。享年34歳。

妻と愛人がいる優男。フェミニスト。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/05




【衛宮 士郎】 えみや しろう
言わずもがな本編の主人公。
投影の魔術を得意とする半人前の魔術師見習い。

魔術師としての属性は「剣」
投影魔術において剣を作り出すことに特化している。
神経そのものが魔術回路という非常にレアな身体の持ち主。

10年前、第四回冬木市聖杯戦争により発生した大火災の唯一の生存者。
死にかけていたところを養父・衛宮切嗣に拾われ、彼の養子になる。
大火災の際、彼の精神は一度死を受け入れ空っぽになった。
また自分を一番に大切にする事が出来ない人格破綻者。

切嗣の後を継ぎ、「正義の味方」を目指す。

偶然にも七騎のサーヴァントの一人であるセイバーと契約、
魔術師同士の殺し合い・冬木市聖杯戦争に強制参加する。
魔術師として半人前だが、魔術使いとしては大成する。

料理と掃除と裁縫が趣味。
特に料理の腕前はプロクラスで、
こと和風においては彼の右に出るものはいない。
セイバーが腹ペコキャラとなった最たる原因はこの男にある。

口癖は、「なんでさ」

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/05




天の鎖エルキドゥ えるきどぅ
ギルガメッシュの宝具。対神兵装。
ランクは不明。

ギルガメッシュが好んで使用する宝具であり、
かつてウルクを七年間飢饉に陥れた“天の牡牛”を捕縛
していた鎖であり、ギルガメッシュがエア以上に信頼する兵装。

能力は“神を律する”こと。

捕縛した対象の神性が高ければ高いほど、硬度を増す。
故に、バーサーカー(神性:A)にとってこの宝具は
エクスカリバー以上に厄介な宝具となった。
逆に神性のないセイバーやアサシン・アーチャー
にとってはただ頑丈なだけの鎖に過ぎない。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/06




【黄金率:A(ギルガメッシュ)】 おうごんりつ:A(ギルガメッシュ)
身体の黄金比ではなく、人生において
金銭がどれほどついて回るかの宿命。

大富豪でもやっていけるほどの金ピカぶり。
一生金には困らない。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/06




【お好み焼き丼】 おこのみやきどん
藤ねえがカニ玉を作ろうとして出来上がった物。
ご飯の上に何故かお好み焼きが乗っている。

炭水化物に炭水化物を乗っけてりゃ、そりゃ美味いはずがないだろう。
恐らく麻婆豆腐に並ぶ、TYPE-MOONにおける三大珍味の一つ。
ちなみに藤ねえは卵焼きも作れないらしい。合掌。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/06




小源オド おど
魔術師の体内にて生成される魔力。

生命力と言い換えることもでき、
士郎が本編にてよく寿命が削られるほど
生命力を魔力としてギリギリに搾り出していた。
士郎や凛は基本的にこちらを魔術起動に用いる。

小源と称させる通り、大気中に含まれる魔力―――
大源(マナ)とは量的規模に圧倒的な開きがある

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 03/06











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