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Fate/stay night辞典 ま行

【ま】31件

【麻婆豆腐】 まーぼーどうふ
中華料理の一つ。

多分TYPE-MOONにおける三大珍味の一つ。
言峰の好物であり、この世界ではメチャクチャ辛い。
普通の麻婆豆腐ならともかく、Fateに登場する麻婆豆腐は
「ラー油と唐辛子を百年間ぐらい煮込んで合体事故のあげく
 オレ外道マーボー今後トモヨロシクみたいな料理」だからである。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/13




【魔眼】 まがん
おもに魔術師が持つ、一工程の魔術行使。

本来、外界から情報を得る受動機能である眼球を、
自身から外界に働きかける能動機能に作り変えた物。
視界にいるもの全てに問答無用で魔術をかけるとんでもない代物。
標的が術者の魔眼を見てしまえば、その効力は飛躍的に増大する。

見られただけで相手の術中に嵌る、恐ろしい魔術特性。
その隠匿性と能力から、魔眼は魔術師の間で一流の証とされている。

もっとも、人工的な魔眼では魅惑や暗示程度の力しか持ち得ない。
それ以上の強力な魔眼保持者は全て先天的なものに限られる。
ライダーの石化の魔眼、モノの死を視る直死の魔眼などは、
魔術でも再現できない最高ランクの“超能力”である。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/13




【魔眼:A+(ライダー)】 まがん:A+(らいだー)
最高レベルの魔眼・キュベレイを所有。

MGIがC以下の者は無条件で石化。
Bの者でもセーブ判定次第で石化をうける。
Aの者には石化判定はないが、
全能力をワンランク下げる“重圧”をかけられる。

→項目【石化の魔眼】を参照

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/13




【蒔寺 楓】 まきでら かえで
陸上部仲良し三人組の一人。
遠坂凛のクラス・2年A組に所属する女生徒。

三人組の暴れん坊担当。小麦色の肌。
見た目はボーイッシュ、思考はガサツな女性。
何故だかどらやきとクレープの区別がつかない。

通称:「マキジ」。

陸上部きってのスプリンター。
将来は“穂群の黒豹”の異名を持ちたいと思っている。
後輩に対してスパルタ指導をしているが、氷室曰く彼女はMらしい。

優等生である遠坂凛を友人にして
美味しい目に与りたいと企んでいるらしい。
だが、そう自分で言う以上、真の悪人にはなれまい。

趣味は風鈴集めで、ガラス細工が好き。
そのため凛とは趣味が合うらしく、
休日は二人で骨董品巡りをしていたりする。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/13




【マキリ】 まきり
冬木市聖杯戦争を作り上げた御三家が一。
200年ほど前に冬木市に移り住んできた。水属性。

吸収や戒め・強制の魔術を最も得意とし、
サーヴァントを縛る令呪は彼らが作り上げた。
マキリの業は他者からの略奪に限定された物でもある。
また、多数の蟲を律する術を持つ。制約魔術は禁呪だとか。

真名を隠す為に普段は「マキリ」ではなく「間桐」を名乗っている。

500年もの歴史を持つ古い家系であるが、
故郷を追われて200年前に冬木市にやってきた。
が、土が合わなかったため次第に後継者の魔術回路が減少、
魔術刻印の継承すら止まり、ここ数十年の間に衰退してしまった。
弟子も取らず、慎二の代では魔術回路が完全に存在しなくなった。
200年前の当主・臓硯の代で既にマキリの力は衰え始めていたようである。

臓硯の意向により11年前、遠坂家から桜を養子に迎える。
古くからの同盟で遠坂家とは基本的に不干渉という取り決めがあり、
そのためそのときより凛と桜は無闇に会う事が出来なくなってしまった。

マキリの家にとって女性はただ胎盤としてのみ必要とされ、
慎二の母親も何らかの保菌者であったらしい。
桜も元々その為に貰い受けた。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/14




【魔獣】 まじゅう
通常の生態系には該当しない獣の総称。

ランクが存在し、魔獣→幻獣→神獣と分類される。

魔獣の多くは合成獣(キメラ)であり、未だ未開の地に生息している。
幻獣はその特性上、世界の裏側にシフトしてしまったらしい。
神獣はこのランクで行くともはや魔法以上の存在か。

本編に登場するライダーの天馬は魔獣である。
が、長く蓄えた年月により幻獣の域に達している。

竜を模したもの、即ち竜種は分類に関係なく最優種とされる。
竜種は三類の属性をを備える為、人と交わる事も多い。
アーサー王辺りなどがそのいい例なのだろう。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/14




【魔術】 まじゅつ
人為的に神秘・奇蹟を再現する行為の総称。

術者の体内(オド)、もしくは外界に満ちた魔力(マナ)を変換する機構。
これを各門派が取り仕切る基盤に従って術者が命令を送り、
あらかじめ作られていた機能が実行されるというもの。
その命令を送るに必要な電力が魔力である。

基本的に魔術は等価交換によって神秘を引き起こす。
また、他者の精神に干渉し、思考の方向性を変える
魔術等ならば物質的な代償を必要としないのだが、
術者の精神をもその方向性に引っ張ってしまう。

魔術教会では呪術の類は学問ではないとされ、
中東圏のソレに大きく遅れをとっている。

ここ数百年は魔術は文明の後追いをしている状態であり、
かつて魔術にしかなしえなかった奇蹟は文明の発達に
ともない代価品程度でしかなくなってしまっている。
だが、魔術には魔術にしか到達できない地点がある。
科学が未来に向かっていく代物ならば、
魔術は過去に向かっていく代物であるらしい。
そして、その行き付く所は同じなんだとか。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/14




【魔術:C−(アーチャー)】 まじゅつ:C−(あーちゃー)
オーソドックスな魔術を習得。
得意なカテゴリーは不明。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/14




【魔術回路】 まじゅつかいろ
魔術師が体内にも擬似神経。
生命力を魔力に変換する為の路であり、
基盤となる大魔術式というものに繋がる路でもある。

生まれながらに持ち得る数が決まっており、
歴史ある魔術師の家系では自分たちに手を加えて
魔術回路が一本でも多い後継ぎを誕生させようとする。
遠坂家はそんなに歴史が深くはないのだが、
現当主である凛の魔術回路はメインで40、サブで
それぞれ30もあるというデタラメっぷりを発揮している。

一度回路を開いてしまえば、あとは術者の意志でオンオフができる。

スイッチの入れ方は術者のイメージにより様々。
例えば、士郎ならば撃鉄のイメージ、
凛ならば心臓をナイフで刺すイメージとか。
これは一番初めの“開き”に関係しているという。

これがないと人間は魔術を使用できない。
が、本物の悪魔や聖杯などといった類は生物である以前に
「魔」として創造されているモノであるためこれを持たない。
彼らの魔力そのものが魔術的特性を有している。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/14




【魔術協会】 まじゅつきょうかい
国籍・ジャンルを問わず、
名目上魔術を学ぶ者によって作られた自衛団体。
魔術を管理し、隠匿し、その発展を使命とする。権威主義の温床。

自分たちを脅かすモノたち―――教会・自分たち以外の魔術団体・
禁忌に触れる人間を罰する怪異から身を守る為に武力を持ち、
魔術の更なる発展を促す為の研究機関を持ち、
魔術による犯罪を抑止する為の法律を敷く。

本部はイギリスのロンドン。
“時計塔”の異名を持つそこは、表向きは大英博物館とされているが、
地下には魔術師たちの工房が広がり、その深度と狂気が比例している。
ここでは呪術の類は学問ではないとされ、中東圏に大きく遅れをとっている。

始まりは三つの部門に分かれていたらしく、
エジプトの“巨人の穴倉”・北欧の複合協会“彷徨海”と呼ばれる
原協会もあるが、時計塔が本部になってから交流は廃れていっている。

魔術師の宿敵・聖堂教会とは表面上は不可侵を保っているが、
水面下では記録には残さない事を前提に現在も殺し合いを続けている。
また、中東圏・大陸の魔術とも相容れずに、互いに不可侵を装っている。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/15




【魔術礼装】 まじゅつれいそう
魔術行使をサポートする武装品。
礼装には大きく分けて二系統が存在する。

まず、増幅機能を持つ魔術礼装。
これは魔力の増幅や補充、魔術の強化を行うなど
補助的な機能を持つ予備燃料。宝石魔術はこの分類。

二番目は、限定機能を持つ魔術礼装。
定められた単一の神秘のみを実行するまさに限定機能。
サーヴァントの宝具や宝石剣などはこの分類。効果は絶大。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/15




【魔術刻印】 まじゅつこくいん
魔術師の家系が持つ遺産。

魔術師が生涯を以て鍛え上げ、固定化した神秘を
凝縮して子孫に遺した刺青のようなもの。

魔道書にも例えられるそれはデータベースであるだけでなく、
魔術刻印自体が所有者を補助するように
独自に詠唱を行ったりする事も可能。

その血統の全歴史が刻まれているといっても過言ではなく、
魔術刻印を継承した魔術師は一族の無念に一生涯をかけて
次の後継者に刻印を譲り渡さなければならないという責務を受ける。
そのもはや呪いと言えるそれは、代を重ねていく毎に重みを増していく。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/15




【魔術師】 まじゅつし
魔術を学ぶ人間の総称。

ただ魔術を扱うだけでは“魔術師”にはなれず、
魔術師の心得のようなものも身につけなければならない。
曰く、「相手が同じ魔術師なら、殺す事に抵抗など持ってはいけない」、
「魔術は常に隠匿し、一般人に知られそうになったら即座に始末しろ」など。

国籍・ジャンルを問わず魔術などという
科学では計測できないものを信じ、操り、学ぶ為、
魔術師とは現代社会とは相容れない異端者なのである。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/15




【マスター】 ますたー
冬木市聖杯戦争に参加する魔術師の事。

サーヴァントを召喚し、従わせる存在であり、
英霊をこの世に留める為の寄り代である。
階級的な意味合いは持たない。

マスターたる証は体に現れる三つの令呪である。
この令呪がある事によりサーヴァントを律する事ができる。
三つ全てを消費してしまえば、サーヴァントを従えられなくなる。

ちなみに、冬木の聖杯戦争を作り上げた御三家の人間は
マスターに選ばれやすいという権利を持っている。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/16




【間桐】 まとう
→項目【マキリ】を参照

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/16




【間桐 桜】 まとう さくら
本編の正ヒロイン。
ライダーの正マスター。

衛宮家に朝御飯を作りに来たりと、士郎とは家族同然の存在。
日常を象徴する人だが、どうにも影が薄い。てか地味。
学年は士郎より一年下の後輩。

やや引っ込み思案なおとなしい性格。
時折士郎に対して積極的になる一面も。
誰かを恨む事をせず、自責ばかり溜めていくタイプ。

Fateにおける色気担当。
…のはずなのだが、どうもその役割ですら
他のキャラに奪われてしまっているような気がする。
全ルート中最も悲惨な目にあった人。

凛とは実の姉妹だが、11年前に間桐家の養子となる。

第四回冬木市聖杯戦争終了後、
間桐臓硯の手により体内に聖杯を蟲として埋め込まれる。
彼女は架空元素属性だったのだが、間桐家に合わせて水属性に変更。
また、常に蟲に魔力を喰われているため、魔術師としてのランクは低い。

作中において誰よりも純粋で誰よりも黒い子。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/16




【間桐 慎二】 まとう しんじ
士郎の親友。
ライダーの偽マスター。
本編中、士郎と幾度となく衝突する。

自己中心的で他人を見下す悪癖を持つが、
自分の一本筋は通す悪人になりきれない複雑な人。
規律を重んじ(自分はあまり守らない)、
不公平を嫌い(自分に関しては度外視)
女の子には優しい(自分のものとなった者は例外)
という、実生活では学園で一、二を争ういい男っぷりを発揮。

士郎と知り合ったのは、四年前。
士郎が無償で雑用をこなしていたところに出くわし、
馬鹿にしつつも最後まで付き合ってやったことが馴れ初め。
その頃はまだ彼の性格は現在ほど歪んでいなかったらしい。

その後も士郎を何かと馬鹿にはしていたが、
その影では士郎をいいように使う連中を社会的に抹殺したり、
頻繁に間桐邸に招待したりと、なかなかの親友っぷりだったようだ。

口は悪いが、正直者。
が、気難しい天才肌なので付き合うのは難しい。
味方でいるうちは頼もしいが、敵に回すと厄介な人物。

ちなみに、二次創作においての彼のあだ名は「ワカメ」である。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/16




【間桐 臓硯】 まとう ぞうけん
間桐家現当主。
真アサシンの正マスター。

冬木市聖杯戦争を作り上げた一人であり、
“外”に出る為に200年もの間生き続けてきた。
が、200年の間にその理想は磨耗してしまったのか、
本編では当初「不老不死」を求めて聖杯戦争に参加する

蟲を操る家系の当主であるため、
自身も様々な蟲を飼い慣らし律する。

ていうか、彼自身が蟲である。
200年という時間は人間の身には長すぎる。
そのため、彼は一匹の蟲を寄り代として魂をこの世に残し
他の多くの蟲を使い他者の肉を喰らって肉体を形成していた。
プログラムとしては穴がないのだが、実行に移した際に問題が発生し、
肉体が腐り精神がイカレて魂が腐り肉体が腐りの悪循環に陥ってしまった。

生き様が誰よりも深い人。
さすがに何百年と生きているだけはあるか。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/17




大源マナ まな
大気に含まれる魔力。

名の通り小源(オド)とは圧倒的に規模が違い、
場所によっては凄まじい魔力量を誇っている。
ただし、無限ではなく使い果たしたら
回復するのに時間が要る。

高度な魔術を起動させるときに必要とするガソリン。
ただ取り込むだけでは魔術を起動できず、
体内で更に違う魔力に変換させる。

体外のモノであるためかこれを魔術回路に取り込むと
肉体の感覚が塗り潰されて、満たされれば破却してしまう。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/17




【魔法】 まほう
魔術と違う、魔術師たちの最終到達地点。

その時代において実現不可能な出来事を可能とするものを「魔法」と呼び、
時間と資金をかけさえすれば実現できるようなものは魔法とは呼ばない。
魔術師たちは皆、これを目指して日々研究を積み重ねている。

魔術も文明が未発達であった頃は「魔法」であったのだが、
文明の発達にもともない大半が魔術へと格下げされた。
現在魔法と認定されている大儀礼は五つだけである。
本編では第二魔法と第三魔法が判明。

第一魔法:????
第二魔法:並行世界の運営
第三魔法:魂の物質化
第四魔法:????
第五魔法:????

ときに第一魔法が“無の否定”であると人づてに聞いたのだが、
ならば第四・第五魔法のどちらかがその反対の特性:
“有の否定”なのだろうかとかちょっと思った。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/17




【魔法使い】 まほうつかい
魔法と呼ばれる神秘を実現し、習得した者。
魔術師たちからありったけの羨望と畏怖を集めている。

魔法の使い手は五人だとか四人だとか言われているが、
第一魔法を扱った魔法使いはとうに死去しているらしい。
残る四人のうち二人は姿を眩まして行方不明だが、
二人は頻繁に現れてはトラブルを起こしては
立ち去るはた迷惑な人々との事。

現段階では、魔法使いと呼ばれている者として
キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ、
蒼崎青子の両名が確定している。

魔術師の最終到達地点である自身の魔法を他者に漏らす事はせず、
それに近づいた者は容赦なく排斥するのが彼らの一般的な認識。
なのだが、ゼルレッチは一般的から外れていた模様。

キャスターは魔法使いクラスだが、
魔法を習得していないので魔法使いでない。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/17




【魔力放出:A(黒化セイバー)】 まりょくほうしゅつ:A(こくかせいばー)
膨大な魔力はセイバーが意識せずとも、濃霧となって体を覆う。

黒い甲冑と魔力の余波によって、防御力が格段に向上している。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/18




【魔力放出:A(セイバー)】 まりょくほうしゅつ:A(せいばー)
武器、ないしは自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
言ってしまえば魔力によるジェット噴射。

セイバーは剣戟はもとより、防御や移動にも魔力を働かせている。
少女の身でバーサーカーと打ち合えるのは彼女の膨大な魔力故なのである。

強力な加護のない通常の武器では
魔力の篭った彼女の攻撃に耐え切れず、一撃の下に破壊されるだろう。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/18




【美綴 綾子】 みつづり あやこ
2年A組の女生徒。

弓道部の主将で、遠坂凛・衛宮士郎の悪友。
弓道の腕前において士郎をライバル視していたが、
士郎が部活をやめてからは士郎を愚痴相手にしている。

凛以上の姉御肌。
士郎の通う学校・穂群原学園では
ケンカを売ってはいけない生徒BEST3に入る。

男勝りな性格だと思われがちだが、私生活はわりと少女趣味。
プロローグの凛との会話にて男に興味がないと言っていたが、
恋愛に興味がないのではなく、単に年上好みなだけ。

きのこさん曰く、両儀式に似ているとか言うのは禁止なんだとか。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/18




【深山町】 みやまちょう
冬木市の町の一つ。

大きく二つのブロックに分かれており、
外国からの移住者が住んでいた洋風の住宅地と
山を背にして広がる和風の住宅地で構成されている。
中間に挟まれた町並みは背景絵を見た限り普通っぽい。

士郎や凛、桜の居住地。
士郎が和風の住宅地にある武家屋敷、
凛と桜が洋風の住宅地にある洋館に住んでいる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/19




【無銘・斧剣】 むめい・おのけん
バーサーカーが使用する岩の剣。

アインツベルンが用意した神殿の礎で、
これ自体がヘラクレス召喚の触媒となっている。

ヘラクレスが得意するのは弓なのだが、
狂化している為かつての武装と剣技を失っている。
にしても、こんな馬鹿デカいもの振り回す彼の膂力って一体。
これでセイバーとタメはれるほどの速度が出せるんだからなー。

ところで、これは「おのけん」って読み方で正しいのだろうか?
「ふけん」と読むとどうも意味が伝わりにくいのだが、さて。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/19




【無銘・短剣】 むめい・たんけん
ライダーが使用する巨大な“釘”。
出典は不明だが、彼女の内面を表した武装と思われる。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/19




原罪メダロック めだろっく
アーサー王の象徴たる聖剣カリバーン。
その原型であるシグルドが太陽の魔剣グラム。
さらにその原型たる最初の剣が、メダロックである。

王を選定する“聖権”の大本。
その威力は士郎が投影したカリバーンを大きく上回る。
カリバーンと同様の特性を保持し、投影カリバーンを粉砕してみせた。

本編ではギルガメッシュの宝具として登場。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/19




【メディア】 めでぃあ
ギリシャ神話において、魔女の代名詞として扱われる不運の王女。

アルゴー探検隊で名高い英雄・イアソンはっ地位から国を奪ったぺリアス王との問答の末、東の果てにあるコルキスに赴き、金羊毛皮を手にして帰れば国を譲り受けるという約束を交わした。

その金羊毛皮を所有するコルキスの王女がメディアである。

彼女は魔道に長けたコルキス王アイエテスの娘として魔術を習ってはいたが、その性格は魔女と呼ばれるには程遠かった。
彼女の運命が狂いだしたのは英雄イアソンの登場からである。
イアソンを支持する女神アフロディテはコルキス王が難攻不落とみるや、その娘であるメディアの心を支配し、妄信的にイアソンを愛する少女に変えてしまったのだ。結果、メディアは見た事もないイアソンという異国の男の為、父王と自国を裏切る事になる。メディアは父王の魔術を無効化し、魔術で編まれた火を吐く牡牛をも無効化し、イアソンに金羊毛皮を手に入れさせてしまう。
コルキス王は当然怒り、イアソンを国から出さぬよう彼を捕らえるべく自ら出陣する。その追跡からイアソンを逃れさせる為、メディアはまたも女神によって利用される。メディアは名前しか知らない愛しい男の船・アルゴー船に同乗し、追ってきた父王の前で弟アプシュルトスを八つ裂きにしてしまう。父王は嘆き、八つ裂きにされた息子の肉片を集めさせる。その隙にアルゴー船は追跡を逃れ、イアソンは無事故郷であるイオルコス王国に生還した。
故郷に戻ったイアソンは約束どおり父の敵であるペリアス王から国を譲り受けようとするのだが、ペリアス王は納得せず逆にイアソンを亡き者にしようと企んだ。イアソンは三度メディアの魔術に頼って窮地を逃れ、メディアはイアソンのために一計を講じる。ペリアス王を招き、召使の男を殺す。それをメディアは魔術で生き返らせ、この不死の魔術をペリアス王にもかけてさしあげましょうと申し出たのだ。王は喜び、進んでメディアに体を差し出し、当然のように八つ裂きにされたまま海に捨てられた。
イアソンはそうして王になったが、アルゴー船の仲間たちはイアソンの行為と、なによりメディアの存在を認めなかった。男のために国を裏切り、自分が助かる為に弟を八つ裂きにし、今度は王を騙して王座を奪ったのだ。メディアは魔女と貶められ、イアソンと共に国を追われた。
イアソンとメディアはコリントスに辿り着き、コリントス王に歓迎された。
この地において、メディアはようやく安息の日々を得る。
地の果ての国から連れ去られ、魔女と恐れられながらようやく手に入れた平和は、しかし長くは続かなかった。イアソンを気に入ったコリントス王は娘をイアソンの妻にしようと考え、イアソンもまた王の若い娘を選び、メディアを追放した。その後の彼女の行為は、魔女の名にふさわしいものであった。イアソンの結婚式に現れたメディアは、その魔術でコリントス王と娘をはじめ参列者をすべて焼き殺し、ただ一人イアソンだけを生き残らせ、城を去った。

コリントスを去ったメディアの行方はようとして知れない。
裏切り、裏切られるだけの人生だった王女は本当の魔女となり、ギリシャの地を彷徨い続けたとも言われている。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/20




【メドゥーサ】 めどぅーさ
ギリシャ神話に登場する、見たものを石にする半人半神の女怪。
蛇の化身として描かれる事が多い魔物。
英雄ペルセウスに倒される。
負の想念によって祭り上げられた反英雄。

ゴルゴン三姉妹―――ステンノ(強い女)、エウリュアレ(遠く飛ぶもの)、メドゥーサ(支配する女)の末女で、姉たちと違い唯一不死ではない。
黄金のリンゴが育つ島の近く、「形ない島」に棲む。
もともとは美しい娘たちだったが、海神ポセイドンに愛された事により海神の妻の不評を買い、彼女たちの美しい髪に嫉妬した戦女神アテナによって魔物に堕とされてしまう。魔物と化した後は光ない神殿にこもり、無闇に人を襲う事はなかったという。神々の理不尽な行いの犠牲者であるメドゥーサは、その最期も神々の気まぐれによって首を狩られるという運命にあった。
切断されたメドゥーサの首の血から生じた純白の天馬ペガサスは、海神ポセイドンの息子とも言われている。

種別的には英霊というより神霊。
多種多様な能力は、女神として扱われていた頃の名残である。

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/20




【物干し竿】 ものほしざお
剣豪・佐々木小次郎が携えていたという長刀。
物干し竿はあくまで名称にすぎず、
刀の正式な銘は不明。

記録では長さ三尺余り(一尺は30cm)とされるが、
本編でアサシンが持つ物干し竿は
五尺余に及ぶ規格外の長刀で、
その間合いは槍に近い。

実戦闘において、攻撃範囲の長さはそれだけで有利な点となる。
が、刀という武器から見れば、これほどの長さは論外と言わざるを得ない。
一対一の戦いならば十分に効果を発揮するが、
合戦においてはその長さ、重さが使用者を苦しめる。

人の域を逸脱した“秘剣”を操るアサシン以外、
この長刀を満足に扱える剣士はいないだろう

(Fate/stay nightより)
Fate/stay night
2006 04/20











Fate/stay night辞典 ま行